加工原料

注目の新レスベラトロール「メリンジョレスベラトロール」

メリンジョとは

注目の新レスベラトロール「メリンジョレスベラトロール」

メリンジョ(学名:Gnetum gnemon L. )

  メリンジョ(学名:Gnetum gnemon L. )  メリンジョは、ジャワ島やマレー半島を原産とする、グネツム科に属する植物の一種です。インドネシアでは、木の実や種、葉や花が食料として利用されてきました。特にドングリのような種は
栄養価が高く、カリウムやマグネシウム、トランスレスベラトロール、レスベラトロール二量体(グネチンC)及びその配糖体(グネモノシドA、グネモノシドD)などのポリフェノール類を豊富に含んでいます。
メリンジョ(学名:Gnetum gnemon L. )

 

このページのトップへ▲

注目の新レスベラトロール「メリンジョレスベラトロール」

1. レスベラトロールとは

   レスベラトロールは赤ワインに含まれるポリフェノールの一種です。
2006 年11月、英国科学雑誌ネイチャーに、レスベラトロールによる寿命延長作用が掲載され注目を集めました。
  通常、高カロリー高脂肪食を与えられたマウスはメタボリックシンドロームと同じ症状を呈し、早くに死亡します。しかし、レスベラトロールを高カロリー高脂肪食とともに与えられたマウスでは、肥満になるものの、標準食を与えられたマウスと同様に活動的で長生きしたことが報告されています。
レスベラトロールとは

 

2. 新しいレスベラトロール素材「メリンジョレスベラトロール-20」

   メリンジョレスベラトロール‐20 は、ブドウに含まれるレスベラトロールと同じトランスレスベラトロールの他に、メリンジョレスベラトロールと言われるレスベラトロールの二量体“グネチンC”とその配糖体“グネモノシドA”“グネモノシドD”などのポリフェノール類を豊富に含みます(メリンジョレスベラトロールとして20% 以上含有しています)。 新しいレスベラトロール素材「メリンジョレスベラトロール-20」

 

メリンジョレスベラトロールの有用性には以下のようなものがあります。

 

3. 持続型レスベラトロール

   メリンジョを摂取した場合、メリンジョ由来のトランスレスベラトロール、レスベラトロール二量体は、ともに血中の平均滞留時間
が、ブドウ由来のトランスレスベラトロール摂取時と比較して3倍以上となりました(右図)。
“メリンジョレスベラトロール”は、“持続型レスベラトロール”であることが示されました。
持続型レスベラトロール

 

このページのトップへ▲

メリンジョレスベラトロールの有効性

1. 抗メタボリックシンドローム作用

試験方法   まとめ
 メリンジョレスベラトロール‐20(MR-20)を0.3%、2%含有させた高脂肪飼料(HFD)をC57BL/6Jマウス(♂)に8週間摂取させました。    メリンジョレスベラトロール‐20に、メタボリックシン ドロームに関与するインスリン抵抗性の上昇を抑制する作用と脂肪の蓄積を抑制する傾向が見られました。メリンジョレスベラトロール‐20は、抗メタボリックシンドローム素材として期待されます。
     
結果(1)インスリン抵抗性の上昇抑制   インスリン抵抗性の上昇抑制
 メリンジョレスベラトロール‐20の摂取によりインスリ ン抵抗性※1の上昇が有意に抑制されました。
n=9 *ρ<0.05(vs HFD群)
※1インスリン抵抗性…肝臓や筋肉、脂肪細胞などでインスリンが正常に働かなくなった状態。現代人を悩ますメタボリックシンドロームの発症要因の一つ。
※2 HOMA - IR 値… インスリン抵抗性の指標
 
     
結果(2)脂肪の蓄積抑制   脂肪の蓄積抑制
 8週間のメリンジョレスベラトロール‐20の摂取により内臓脂肪の蓄積を抑える傾向が見られました。
n=9 *ρ<0.05(vs HFD群)


 
     
2. 消化酵素阻害作作用   3. 美白( チロシナーゼ活性阻害作用)
消化酵素阻害作作用 脂肪分解酵素のリパーゼ及び炭水化物分解酵素のα - アミラーゼの酵素活性阻害作用を測定した結果、レスベラトロールよりもグネチンCに強い活性が認められました。
※3 IC50 値… 50%阻害濃度。値が小さい方が強い作用を示します。
  美白( チロシナーゼ活性阻害作用)
 グネチンCは、シミやそばかすの原因となるチロシナー ゼの活性を強力に阻害しました。
     
4. 安全性試験   5. 製品規格
● 食経験あり
● 遺伝毒性試験(小核試験)
● 単回投与試験(ラット)
● 28日間反復経口投与試験(ラット)
● ヒト安全性試験(28日間過剰摂取)
   
     

 

このページのトップへ▲

「生命の樹」メリンジョ

カリマンタン島の森で、メリンジョは「生命の樹」と呼ばれています

   インドネシア・カリマンタン島(旧ボルネオ島)の深い森に住むダヤック人は、メリンジョを「生命の樹」と呼び、「生命の樹」の物語を代々語り継いできました。

  遠い昔、森の中で人間はたくさんの動物たちと一緒に仲良く暮らしていましたが、ある日人間が動物を食べてから一緒に暮らすことをやめ、果実だけでなく動物の肉も食べるようになりました。困った動物たちは森のすべての果実を取り去り、その結果、人間は食料を失い、争いを始めます。

  そのころ、南の国から一人の王が小さな姫を連れて、ガルーダ*を従え島に渡ってきました。姫はガルーダに乗り楽しく暮らしていましたが、蛇にかまれて亡くなってしまいます。ガルーダは王の言いつけに従い蛇を襲って食べてしまいますが、食べ残した中に3つの玉があり、王は供養のためにその玉を姫の墓に供えました。すると、玉からすぐに芽が出て見る間に大木になり、たくさんの実がついたのです。そこで、王はこの木をあちこちに植えるように命じ、人々はその木の実や葉を食べて命をつなぐことができました。

  このことから、ダヤック人はメリンジョを「生命の樹」とし、彼らが勇敢で長生きできるのは、この実のおかげだと信じています。

*ガルーダ:インドネシアの神話上の鳥。伝説の中に知識や勇気、忠誠などの美徳を象徴する神聖な鳥として描かれ、インドネシアの国章になっている。
カリマンタン島の森で、メリンジョは「生命の樹」と呼ばれています

 

インドネシアでの食品としての利用

  メリンジョの実 サユルアッサム(スープ) ケリピッククリットメリンジョ(炒め物)
  ■メリンジョの実 ■サユルアッサム(スープ) ■ケリピッククリットメリンジョ(炒め物)
       
  ウンピン( メリンジョ煎餅) ウンピン作りの作業風景 市場で販売されるウンピン
  ■ウンピン( メリンジョ煎餅) ■ウンピン作りの作業風景 ■市場で販売されるウンピン

 

このページのトップへ▲